WEBデザイナー

webデザイナーという職業は離職率が高いって本当?

webデザイナーは離職率が高いけど人気の職業

今、IT企業が人気を呼んでおり転職がブームとなっている中でも、この分野で再出発する人が多いのが実情です。

その中でも、「webデザイナー」という職業に憧れてチャレンジしてくる人も多いののですが、その背景には、初心者の方でも、自分の努力次第で楽しく充実した知外ができるからかもしれません。

その一方で、離職率が高いことも特徴の1つと言ってもいいでしょう。
これまでwebサイト設計の仕事をしたことがない人が、IT企業に転職し色々な案件をこなしていくことで、webデザイナーとしてのスキルを蓄積していったかと思うと、そのまますぐに辞めてしまうのです。

これだけ考えると、IT企業やwebデザイナーの仕事が”超ブラック”と思われても仕方ありませんね。

しかも、平均的な年収が400万円を切るレベルなので、決してリッチな仕事というわけでもないのです。

それでも、この職種に人気が集まり、大ぴらに”ブラックな職種”と言われないのは何故でしょうか?

普通なら、昔でいう”3K”職場に近い状態と言われても不思議じゃないのですが、多くの転職者の憧れの的になっているには、それなりの理由があるはずです。

その背景には、昨今のビジネストレンドがあるのかもしれません。

離職率の高いwebデザイナーの仕事がブラックではない理由

離職率が高いwebデザイナーという職種が、どうしてブラックな仕事と言われないのでしょうか?

それは、今、ビジネス業界で流行っている「転職ブーム」が背景になっていると思われるのです。

昔は転職する理由として、今の仕事がきつかったり、人間関係が上手く行かずに転職する人がほとんどでした。

しかし、昨今の転職は「自己実現のための手段」ということが、大きな理由となっています。いわゆる「キャリアアップ」という発想です。

また、キャリアアップすることで、最終的には独立したりフリーランスで活躍する人も増えてきています。

現役webデザイナーでも、このような考えで、今の会社を退職して新天地を求めて転職していくのです。しかも、新たな職場で自分の技にさらに磨きをかけて、レベルアップしていきます。

最終的には個人で仕事ができるフリーランスであったり、個人事業主として起業する人もいます。

このようにwebデザイナーの仕事をしている人の中には、自分なりのビジョンをしっかりと描いて、現業で頑張っているのです。

その結果、退職しても次に目指すべき方向がしっかりと定まっているので、決して苦しくて辞めていくわけではないということです。

一見ブラックな仕事に思えるwebデザイナーですが、目指す方向が確立されている人が多い魅力ある仕事と言えるでしょう。